現在のパチンコ店の広告が集客に繋がらない理由

2025/05/23

広告企画

現在のパチンコ業界において、多くの店舗が
「広告を打っても集客できない」と頭を抱えています。
しかし、広告そのものが悪いのではなく、
「何を伝えているか」が問題なのです。

 

結論から言えば、「顧客欲のない、遊技したくない、
売れない(=遊技できない)ものを広告で発信している」
ことこそが、集客できない最大の理由です。

広告とは「欲求の後押し」

かつてのイベント全盛期を思い出してください。
店舗は月に数回の“得意日”を設定し、その情報をチラシ、郵送DM、
店頭・店内ポスターやイーゼルなどで伝えていました。

 

これらの情報は、すでに「遊技したい」という顧客の欲求を刺激するものであり、
しかも「特定日は4~5万個の打ち込みがあったため遊技できない」状況があった。

 

つまり、「やりたいのにやれない」という渇望を刺激していました。
その結果、広告の信用は高まり、「遊技したい」という強い原動力を
引き起こすトリガーになりました。

 

現在の広告は“逆”

ところが現在の広告はどうでしょうか。
顧客が本来欲していないものを、
あたかも“価値があるかのように”伝えよう
としているケースが多い。

 

ほとんどの新台入替は、もはやユーザーの
「遊技したい」という気持ちに直結していません。

 

売り手側の都合を押し付けているだけで、
顧客の欲求とはズレているのです。
欲しくないものはいくら魅力的に見せても、欲しくはなりません。

 

広告とは「需要の後押し」であって、「需要の創出」ではない。
現代のパチンコ広告は、この原則を忘れているように思えてなりません。

必要なのは“遊技したいのにできない”を作ること

今こそ、あらためて考えるべきは「顧客欲求」です。
ユーザーが「この台を打ちたい」「この日に行きたい」
と思うような状況を、店舗が意図的に作り出すこと。

打ちたいが打てない——そんな“渇望感”を、広告を通じて伝えるべきです。

 

 

真の広告効果とは、情報の中身ではなく、

「その情報が、顧客の本音とどれだけ一致しているか」によって決まるのです。

 

お客様が反応しないと悩んでいる方は

売り場プロモーション診断士検定のご受験がおすすめ!

4級の受験は無料です。5月中、スマホでいつでもどこでも受験可能です。

https://p-site.info/uriba/

|ブログ TOP|

月別記事一覧

カテゴリー

お問い合わせはこちらから

03-6914-2810

お問い合わせ

  • パチンコ転職NAVI
  • “制作アンケート”

PAGETOP